写真家、鈴木心さんをして 「デジタルカメラどころかカメラ、写真史を覆しました」とまで言わしめたソニーα7sです。 2014年に発売されていながら 現在も市場で値下がりしていないのがこのカメラの圧倒的ユニークさを物語っています。 下記は鈴木心さんのレポートの要約です。 ミラーレスの特性である小型化、そして電子ビューファインダー、 無音撮影。解像度を欲張らない代わりに、飛び抜けた高感度撮影。 一眼レフには出来ない撮影方法を可能にした歴史的なカメラ。 ＜体にやさしい、小さいことの正義＞ ミラーレスであるα7Sの最大の特性は小さいことです。よく指摘されるバッテリーの使用時間の短さ。 逆に指摘したいのはバッテリーが大きいと本体も大きく重くなってしまうという点。 写真を手持ちで撮る限り手首に、またストラップを通じて肩や首にかかり続ける重量。この肉体疲労が写真質に影響してきます。 ＜小さなバッテリー、小さな負担＞ 小さいバッテリーであれば場所を問わないので、バッグやポケットに入れておくことで手の負担を気にせず携帯することができます。 ＜写真史上初の無音撮影＞ ミラーレスカメラのボディ内部では撮影時に駆動する部分がなくてよいので、完全な無音撮影をすることができます。 シャッター音は被写体を追い込んでしまいます。あるいは音楽会などの静かな場所での撮影、そんな撮影者ばかりが心地よいシャッター音害を避けまるでそこにカメラが介在しないかのような「自然な」写真を撮る事ができます。 ＜照明よ、さようなら＞ 最高感度は41万。このカメラがあればなんでも撮れると震えました。 感度40万だとシャッタースピードは1/5000秒。夜の雨が止まっています。 いままで照明がないと撮影できなかった写真、そして目でも見えなかった写真を撮ることができるのがα7sならではの強みです。 詳しくは鈴木心さんのブログも参照ください。 https://nt.00000000.jp/n/nf5076d9c8183 2019年に購入。 所々に塗装のハゲや傷などあります。 背面ディスプレイに経年によるムラなどありますが撮影にはまったく支障ありません。おまけでyosemiteストラップをお付けします。 ソニーの開発チームがダントツで偏った愛情を注いだ変態カメラ、日常のお供に使っていただけたらと思います。