古伊万里：初期伊万里江戸初期鷺草花文陶片発掘品
最初期伊万里の鷺草花文陶片です。 大きな葦の中の凛々しい鷺の姿がいい感じです。 初期伊万里の大胆で素朴な魅力が飛び込んできます。   陶片ですが名品の魅力は充分残っています。 是非コレクションに加えて下さい。
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時代 江戸初期 口径 約１３cm（約１０．５㎝）共に最大 全高 約３．２㎝最大
状態 発掘品陶片（高台径は５．０㎝）   鷺上釉切から左右に釉下の20㎜程のジカン有 縁割れ部周囲に釉下の極薄いジカン多少 （キズではなく爪にかからずダメージ無）   表割れ縁に小さなホツ多少 極小の灰振・釉切・クッツキ・釉スレ多少 裏側面のみ煙が入り真白ではない 釉下の長短のジカン多数、爪にかからずダメージ無 裏口縁罫線下に巾10㎜X8㎜のホツ有 （割れ部角にホツ・凹凸割れ・荒れ多少）
江戸初期に日本で初めて磁器が生産され伊万里と呼ばれました。
最初の伊万里を初期伊万里と呼びます。(1610年代) 初期伊万里の大きな特徴は、小さな高台、厚みのある器形です。 初期伊万里は生掛けで作られています。 （成形後乾燥、素焼無で絵付、乾燥後釉薬を掛け窯に入れる) 後の時代、柿右衛門様式の伊万里と異なり、ふんわりとした暖かみのある仕上がりです。 : 始まったばかりの生産技術は当然未熟でした。 轆轤の使い方、呉須や釉薬の精製方法、登り窯の温度調整等、初 めての事ばかりで大変だったと思います。 : 窯中、呉須の発色の不具合、釉薬と磁体の伸縮の不具合、温度調 整の不具合で煙が入ったり、器形に歪みが出たり・・・・等々。 ただ、日本初の磁器生産に対する職人たちの強い気持が初期伊万里 の魅力になっています。 蒐集家を虜にした初期伊万里の魅力を感じて戴ければ嬉しいです。   発掘品ですので説明が難しいです。 時代は保証しますが状態は画像でご確認ください。   ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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